9月15日(木)2022年度ゼロエミッション研究会第3回リサイクル施設の視察会を開催

ゼロエミッション研究会

あらゆる廃棄物を原材料などとして有効活用することにより、廃棄物を一切出さない資源循環型の社会システム=「ゼロエミッション」
当財団では、ゼロエミッションの実現に向けて、2017年より食品小売業・外食産業の店舗から発生する廃棄物(特に食品循環資源)の発生抑制・資源循環・適正処理の手法を学ぶ場として、「ゼロエミッション研究会」を開催しています。

 

第3回ゼロエミッション研究会

9月15日(木)に今年度3回目となるゼロエミッション研究会を開催しました。今年のテーマは京都市での食品ゼロエリア構築です。食品リサイクルループで要となる、飼料化施設の視察会を行いました。コロナ感染症を鑑み、今回の京都市の食品リサイクルループに参加する企業様を中心に、17社32名が参加致しました。

飼料化施設:京都有機質資源株式会社                                                   

京都有機質資源株式会社様では、「エコの森 京都」と呼ばれるプラントには、関西最大級の食品リサイクルシステムが設置され、食品廃棄物を飼料に再生しています。油温減圧乾燥システムを使い、集められてきた食品廃棄物(原料)に油分を配合し、減圧化で熱して速やかに水分を蒸発、その後配合した油分を除去して、固形化、破砕され再資源化製品となります。

実際に、 収集運搬者が施設へ搬入する工程や、どのような状態で搬入されているのか、確認することができ、参加者からはどのような状態で食品廃棄物を出せばよいのか、基準が分かり勉強になったという声がありました。また実際に、再資源化製品になるまで一貫して管理されており、食品未利用資源が飼料になるまでの処理フローが完結されていることに驚きの声がありました。

意見交換 

意見交換会は、京都SDGsラボ「ことす」にて行いました。京都市での食品廃棄ゼロエリア構築に向け、どのように施設内ではごみ分別を行うのか、また実際の計量機を見て頂き、どのように計量するのか体験して頂きました。

 

2022年度 ゼロエミッション研究会 

2022年度のゼロエミッション研究会は、11月を予定しております。
ご興味がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
ご参加の程お待ちしております。

 

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