財団だより(~2014.1)
財団だより「有機質再生」
このページでは、当財団が2014年1月まで発行してきた財団だより「有機質再生」のバックナンバーをご覧いただけます。
過去の「財団だより」
下記から、「財団だより」をご覧いただけます。
主な内容
- 「リサイクルに取り組む仲間たち」(P.1)では、伊勢志摩国立公園内に位置する鳥羽浦の静かな入り江に面して立つ、1830年(天保元年)創業の由緒正しき旅館「戸田家」を紹介しています。「自然にやさしい人は人にもやさしい」との理念を掲げ、1992年の生ごみ堆肥化着手に始まり、ISO14001認証取得や養殖魚用の餌へのリサイクルなど、環境活動への積極的な取り組みが注目を集めています。
- 「環境リサイクル最前線リポート」(P.3)では、佐賀県鳥栖市で食品リサイクル法に基づく登録再生利用事業者として事業活動を展開する「鳥栖環境開発総合センター」を取り上げました。し尿処理業にルーツを持つ同社は、業務拡大の過程のなかで食品リサイクル事業推進の体制を整え、現在では九州北部における食品リサイクルループ構築の中核的な役割を担っています。
主な内容
- 「リサイクルに取り組む仲間たち」(P.1)では、豊かな自然に恵まれた山里である埼玉県比企郡小川町を拠点に活動する「NPO法人 生活工房つばさ・游」を紹介しています。生産者と消費者の距離感を近づけ、対等の立場で協働しあう仕組みづくりを推進し、地域資源の循環モデルとして下里集落にて「“小利大安の”下里モデル」を展開しているこの団体の活動から、地域社会のあるべき未来の姿をより明確にイメージすることができます。
- 「環境リサイクル最前線リポート」(P.3)では、埼玉県本庄市で食品リサイクル・ループの構築を実現し、先進的な事例を発信し続ける「サニタリーセンター」を取り上げました。1970年の創業から2008年の食品循環資源再生利用登録事業者の認証取得、そして2010年のリサイクル・ループ構築に至る過程と地域貢献への貪欲な姿勢は、廃棄物処理業の新たなスタンスを示しているといえます。
主な内容
- 「リサイクルに取り組む仲間たち」(P.1)では、大都会、名古屋市内全域で活動する、歴史ある「中部リサイクル運動市民の会」を紹介しています。行政任せにせず、市民が主体者となったゴミの分別、リサイクル運動はゴミの量を半減させただけでなく、市民の意識を高め、リユース活動へと展開されています。
- 「環境リサイクル最前線リポート」(P.3)では、地元、長野市を中心に県全域にわたって各種廃棄物を扱う、静脈産業の総合商社とも呼ばれる「直富商事」を取り上げています。この業界では珍しく「技術研究室」を擁し、「安全は全てに優先する」などの社是を掲げて、棄物処理に伴う社会的な負の要素を低減し防御する姿勢は、この業界での勝ち組の今後のあり方の範を示すものといえます。
主な内容
- 「リサイクルに取り組む仲間たち」(P.1)では、感性の影響するファッション衣料品の3Rに取り組む日本ファイバーリサイクル推進協会の取り組みが紹介されています。「リクチュール」(Recouture)という新しい考え方によるモノづくりに注力することによって、おしゃれで楽しい衣料品の3Rとなっています。
※この記事には英語版があります。英語版はこちらからどうぞ。 - 「環境リサイクル最前線リポート」(P.3)では、食品廃棄物の飼料化によるリサイクルを目的として、京都府の廃棄物処理業の安田産業(株)が同業7社の協力を得て長岡京市に設立した『京都有機質資源(株)』の取り組みを取り上げています。
主な内容
- 「リサイクルに取り組む仲間たち」(P.1)では、アジアにつながるリユース・リサイクルとしてWE21ジャパンの取り組みを紹介しております。WE(Women’s Empowerment)21ジャパンには女性たちが21世紀を主体的に生き、力を発揮することで社会をより豊かに変えていくことができるという可能性への期待が込められています。
- 「環境リサイクル最前線リポート」(P.3)では、5年前から食品廃棄物リサイクルを手掛ける静岡県静岡市の『杉山』の堆肥化・飼料化の取り組みを取り上げています。
主な内容
- 「リサイクルに取り組む仲間たち」では、小水力発電、廃油リサイクル、廃スキー場を活用した菜の花プロジェクトやこれらを組み合わせたエコツアーで地域の活性化に励む信濃大町の『NPO法人地域づくり工房』をと取り上げています。
- 「環境リサイクル最前線リポート」では、循環型農業の複合経営で継続的に環境保全を目指している『あずみ野エコファーム』を取り上げています。
主な内容
- 「リサイクルに取り組む仲間たち」では、地域との絆を大切にしながら国内外を問わず各地のリサイクル活動の輪をつなげ、広げている、NPO法人 持続可能な社会をつくる元気ネットの取り組みを紹介しています。
- 「視点・焦点」では、電力をはじめとするエネルギー問題の専門家が、今回の原発事故をきっかけに、これまでの日本国内での電力事情の異常性を指摘し、今後は自由競争の下、安価で安心な電力供給がなされるべきであることを分かり易く解説しています。
主な内容
- 震災からの復興を祈念して、そのための視点に立った、環境と食品リサイクル関連のホットなニュースを多数掲載しています。
- 「視点・焦点」では、和郷園の成功ヒストリーと、それに裏付けされた自然循環型農業の輪を、今後は拡大していく必要性があることを説いています。
主な内容
- 「リサイクルに取り組む仲間たち」では、約50年の実績のあるダンボールコンポストに取り組んできたNPO法人 循環生活研究所の『小さな循環』がもたらす『いい暮らし』について掲載しています。
- 「視点・焦点」では、食品循環資源を原料として製造する食品リサイクル飼料=エコフィード、今年度から始まる『エコフィード利用畜産物認証制度』やその普及への取組について、分かり易く説明しています。
- 「環境リサイクル最前線リポート」では、エコフィードを利用した安心で安全な豚肉『はーぶぽーく』の取組を紹介しています。