11月30日(木)2023年度ゼロエミッション研究会第4回勉強会を開催

ゼロエミッション研究会

あらゆる廃棄物を原材料などとして有効活用することにより、廃棄物を一切出さない資源循環型の社会システム=「ゼロエミッション」
当財団では、ゼロエミッションの実現に向けて、2017年より食品小売業・外食産業の店舗から発生する廃棄物(特に食品循環資源)の発生抑制・資源循環・適正処理の手法を学ぶ場として、「ゼロエミッション研究会」を開催しています。

 

第4回ゼロエミッション研究会

11月30日(木)に今年度4回目となるゼロエミッション研究会を開催しました。71名の方に現地視察と勉強会にご参加頂きました。11月の勉強会では初参加の方も多くいらっしゃったことから食品リサイクルループについて百瀬業務執行理事よりご講演いただきました。また、食品リサイクルを進めるにあたって企業の課題である分別と計量、コスト抑制について社内でどうやって合意を得て推進していったのか現場の巻き込み方などワタミ株式会社外食事業部店舗サポート課の柳原氏にご講演いただき、企業の実践をご共有いただきました。

 

「食品リサイクルと廃棄物コストの削減」                                                              
ワタミ株式会社 外食事業部 店舗サポート課
柳原 拓海氏

食品関連事業者で再生利用等実施率が一番低い業種が外食産業です。今回は、外食産業で食品リサイクルを推進しているワタミ株式会社の柳原氏にご講演いただき、外食産業で食品リサイクルが進まない原因である分別等店舗への負荷と社内の合意形成、食品リサイクルを進めながらのコスト抑制をどのようにして行ったのかを実際の事例を交えてお話いただきました。

企業の実務担当者が企業内でどのように食品リサイクルを進めていったのかを具体的に話をしていただき、参加者のみなさんからは参考になったとの感想をいただきました。

 

 

 

その後事務局より、次回のゼロエミッション研究会では、佐藤泉弁護士をお招きして最新の環境関連法の動向についてのご講演を行う旨のご案内を行いました。

2023年度 ゼロエミッション研究会

2023年度のゼロエミッション研究会は、2024年1月を予定しております。
ご興味がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
ご参加の程お待ちしております。

 

このページの上部へ