「あいち海上の森」11月の活動報告(愛知県瀬戸市)

 

11月18日(土) 愛知県瀬戸市 海上の森

SEFでは、特別賛助会員企業のワタミグループと愛知県との3者で、愛知県の県有林「あいち海上(かいしょ)の森」(愛知県瀬戸市)における森林保全協定を2020年4月1日付けで締結しています。

今年の4月には3年の協定延長を締結しました。

 

今年二回目のイベントでは、SEFの賛助会員である富士凸版印刷様と中部有機リサイクル様、ワタミ様、それぞれ社員がボランティアとして参加していただき、過去最多の参加人数になりました。開催時期がクリスマス前でしたので、森にある自然の素材を集めて、リースや雑貨を作成しました。

 

開始直前で雨が降り出し、気温も低くなってしまったため、低体温症の危険も考え、ワタミの森まで行かず、道中でツルや木の実、葉っぱなどを集めることにしました。道中ではたくさんのツルが樹木に巻き付いていたため、ツルにロープを結び、全員で引っ張ってツルを取り出しました。実は、林業の中では真っ直ぐで太い樹木を育てるために必要な作業になります。道沿いには、アカメガシワという樹木に大きなツルが巻いており、様子を見る限り腐って倒れる恐れがあったため、ツルを取った後で除伐することにしました。

 

今回は手ノコギリしか持参していなかったので、手ノコギリを使って幹に追い口と受け口を作り倒しました。
大人3.4人でやっと除伐ができました。偶然倒れそうなアカメガシワを1本除伐しましたが、危険木の撤去作業を体験することが出来ました。スギやヒノキと違って真っ直ぐな木ではないため、倒す方向を見定めるには経験者でないと危険だと感じました。

 

たくさんの自然の素材を森から集めたあとは、昼食をとってからリースや雑貨作りを、スタッフ関係なく全員で始めました。一度作業を始めると二時間はあっという間でした。皆さん大人子ども関係なく熱中してしまいました。

 

最後は、今回の体験は、SDGs15:森のめぐみいろいろな生き物たちが住みやすくするためにはどうすればいいかを考えることができた。
SDGs12:ゴミをできるだけださない生活をしましょう。ペットボトルを使わない、割りばしを使わないなどの工夫をしましょう。」でしたそれを全員に意識してもらうように呼びかけました。

 

次回の活動は、2024年1月20日(土)を予定しています。

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