「あいち海上の森」11月の活動報告(愛知県瀬戸市)

 

実施日 2021年11月6日(土)
活動場所 海上の森(愛知県瀬戸市)
参加人数 18名(スタッフ含)
主な活動内容 ・プロット観察、プロット・ベンチの整備・クラフト
11月6日(土) 愛知県瀬戸市 海上の森

SEFでは、特別賛助会員企業のワタミグループと愛知県との3者で、愛知県の県有林「あいち海上(かいしょ)の森」(愛知県瀬戸市)における森林保全協定を2020年4月1日付けで締結しています。

昨年度は、森林保全活動・生物多様性保全の活動の他に、海上の森を訪れた市民の皆様に使用してもらえるように、1からベンチを制作するなどの広場制作の活動を行いました。
また、今年度第1回目の活動では、日向と日陰による植生を観察するために、2つのプロットを制作し、定例で観察を行っています。その他、昨年度に間伐していた木材を、看板に加工し、設置する作業も行いました。

今回の活動内容

第2回目の活動となる今回は、「日向と日陰のプロット観察」や「手作りベンチ・プロットの整備」、「クラフト」を行いました。午前中は、林内の作業がメインでした。
「あいち海上の森センター」に集合後、約30分きのこや木の実を観察しながら、森の中を歩き、活動場所に到着しました。その後、日の当たるプロットを観察・整備するAチームと日向日陰のプロットを観察・ベンチを整備するBチームに分かれて活動を行いました。

Aチーム(日向)とBチーム(日陰)のプロット観察では、まったく植生が異なり、特に日向プロットでは4月に観察した時には無かった植物(ボロギク、ヘビイチゴ、カラスザンショウ等)の多くの草が生え、草の背丈も1メール近く成長していました。一方Bチームは、ほぼ雑草も生えていない状態でした。
日向のプロットでは、今後の生育を見守りやすくするため、カマを使用して、ササの草刈作業を行いました。

午後は、間伐作業で発生した材を使用してクラフト(トナカイづくり)を行いました。伐倒したばかりの木(サクラやコナラなど)を、1人1本選び、トナカイの角や脚として使用する枝部分を切裁するところから始めました。釘などを一切使用せずに、丸太切りから穴あけまですべて自分たちの手で組み立てました。難易度が高いクラフトだったこともありましたが、参加者からはオリジナルのトナカイが作れたと良い評価を頂きました。


※集合写真の時のみ、マスクを外しています。

次回の活動は、2022年1月29日(土)を予定しています。

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