「6歳になったら机を作ろう」が、小学館小学1年生に掲載されました!
小学館様との共同企画:6歳になったら机を作ろう!in山武の森
- イベント概要
【日 程】 2021年9月12日(日) 10:00~16:00
【企 画】 株式会社小学館、公益財団法人 Save Earth Foundation
【会 場】 千葉県山武市 日向の森、NPO法人元気森守隊
【協 力】 山武市、アクトインディ株式会社、アベタク屋、山武市森林組合、Studio Kirin、NPO法人元気森守隊
【参加者】 1組4名+小学館様3名、スタッフ6名
お子様の夢を実現!
小学館様で、「小学1年生」を読んでいる読者を対象に、「できたらいいな♪コンテスト」を募集したところ、「自分の机をつくりたい」という夢を描いた杉山くんが「小学1年生しょう」を受賞しました。小学館様より、杉山君の夢づくりのお手伝いをしてほしいと要望を受け、机づくりのお手伝いをさせて頂きました。
「小学1年生」12月号(10月29日発売)」では、机が完成するまでのレポートが記載されています!ぜひ皆様、ご覧ください!!
森の散策と間伐材の伐採に挑戦
杉山君を始め、ご両親、兄弟と4名で千葉県山武市にある日向の森で、午前中は森の散策などを行いました。9月12日の天気はあいにくの曇り空でしたが、杉山くんは元気はつらつに森林体験をスタートさせました。
午前中は、「森のビンゴゲーム」と称したビンゴゲーム用紙を配布し、生き物観察の専門家と一緒に、森林散策を行いました。ビンゴゲームカードには、「花」や「匂いがするもの」など様々な項目があり、ビンゴを埋めようと一生懸命目を凝らして自然の中に存在する生き物などを探していました。
大きなバッタを見つけて大興奮な子供達。なかなか体験できない森林散策の経験に、子供だけではなく、ご両親も大興奮でした。
その後は、植樹直後から2・3・・・年と成長したサンムスギを観察しました。杉山君は、自分よりも小さかった植樹直後の苗木が、数年で大きく生育していることに驚いていました。
森林内最後のプログラムは、地元の森林組合スタッフの指導のもとで、きこり体験をし、推定樹齢54年のサンブスギを伐倒しました。初めて手のこぎりで木に切り込みをいれる作業は、かなり難しかった様子。最後は、森林組合スタッフがチェンソーで木に切り込みを入れ、全員でロープを引き、伐倒を成功させました。
世界に1つだけの机作り
午後はメインとなる机づくりです。接着、切断、穴あけ、ビス止め、やすり掛け等、工程を一つずつ組み立てを行い、約1時間半後に完成をさせました。、最後の仕上げに杉山君とご両親の手形を入れ、家族一丸となって作った机は世界に一つだけの素敵な机となりました。
はじめは、森での活動や、工具の使い方など緊張していた杉山君でしたがも、終了時には自分で机を作った自信あふれた笑顔を見せてくれました。
今回作成した机で、これから沢山勉強して素敵な人生を歩んでいってほしいと思います。
※検温や基本はマスク着用など、新型コロナウイルス感染症の対策を万全に期したうえで、開催致しました。
SDGs
今回のイベントは、一人の小学生の夢をかなえる内容でした。自分で使う机を作るというプログラムですが、机の材料となる森について知ってもらうことを大切にしています。
①森(樹木)を知ること、②森の生き物等の生態系を学ぶ、③木を育てること、④材に加工するまでを実際に森の中で体験してもらっています。SDGsの15「陸の豊かさを守ろう」、13番の「気候変動に具体的な対策を」、SDGs4「質の高い教育をみんなに」に貢献しています。また、実際に机を組み立てる工程を通してSDGs12「つくる責任 つかう責任」にも貢献します。
▶公益財団法人Save Earth Foundaition では、年に2回(5月・11月)に「6歳になったら机をつくろう」を開催しています。世界に一つだけのオリジナルの机を作るだけではなく、お子様と一緒に森林体験を通しSDGsを学ぶことができるイベントなので、ぜひご興味がありましたらお申し込みください。心よりご参加お待ちしております。
- 2021年11月10日
- カテゴリー: イベント・ボランティア報告, 森林再生事業
- タグ: 千葉, 森林ボランティア