5月20日(木)2021年度ゼロエミッション研究会第1回勉強会を開催

ゼロエミッション研究会

ゼロエミッションの実現に向けて、2017年より、食品小売業・外食産業の店舗から発生する廃棄物(特に食品循環資源)の発生抑制・資源循環・適正処理の手法を学ぶ場として、「ゼロエミッション研究会」と題して、年5回の勉強会を開催しています。

4年目となる2021年度ゼロエミッション研究会の第一回勉強会を5月20日に開催しました。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う緊急事態宣言の発令期間中であることを受けまして、今回はオンライン形式での開催となりましたが、22社32名の多くの方にご参加頂けました。

「食品ロスの削減と土づくり」

前半では、東京農業大学国際食料情報学部の牛久保明邦名誉教授をお招きし、「食品ロスの削減と土づくり」というテーマで、講演頂きました。
循環型社会形成を目指すにあたって、食品リサイクル法から2019年に施行された「食品ロス削減の推進に関する法律」の概要、食品ロス・食品廃棄物の実態、食糧事情と農業など、幅広い情報を提供して下さいました。
その後、SEF理事の百瀬則子氏(ワタミ(株)SDGs推進本部本部長)による、各企業様の資源リサイクルに対する意見交換を行いました。
最後に、SEF理事の志岐秀明氏((株)ガイアドリーム代表取締役)に「廃棄物 最近の動向について」というテーマで情報提供を頂きました。
オンラインでの勉強会開催となりましたが、多くの企業様と情報共有ができ、2021年度ゼロエミッション研究会の良いスタートがきれたように思います。
今期の研究会では、「理論と実践」というテーマのもと、「食品リサイループの構築・拡大」と「食品ロス削減、活用策の検討」を軸に展開して参ります。次回は、7月15日を予定しております。次回からのご参加も大歓迎です。

 

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