1月23日(木)2019年度ゼロエミッション研究会第4回勉強会を開催

4月18日にキックオフした「2019年度ゼロエミッション研究会 実践で学ぶ!持続可能な食リループのつくり方 ~仕組みづくりから認定取得まで~」。第4回目の勉強会を1月23日(木)15時から「東京八重洲ホール」にて開催しました。

 

今回のメイン企画である名古屋市での食品リサイクルループ参加者から(株)セブン&アイ・フードシステムズ様、トリドールホールディングス(株)様、(株)リンガーハット様、ワタミ(株)様の4社、また食品リサイクルについて学びを深めたいというオブザーバー参加としてアルガエナジージャパン(株)様、日本マクドナルド(株)様の2社、計6社の環境部門担当者が集い、企業の垣根を超えた共通課題の解決に向けた勉強会を実施しました。

今回はゲストスピーカーに東京農業大学名誉教授で(一社)日本有機資源協会会長の牛久保明邦先生を迎えました。

牛久保先生は、食料・農業・農村政策審議会総合食料分科会食品リサイクル小委員会の座長 (食品リサイクル法制定時、初回・2回目見直し時)、また食品ロスの削減に向けた検討会の座長を歴任されており、食品リサイクル法の制定から見直しまで深くかかわってこられています。

今回、名古屋での食品リサイクルループ構築を実績として、更なる取組の拡大と発展をめざし、改めて取組の原点を確認するため、「食品リサイクル法の検討から制定、見直しの経緯と今後について」というテーマで講演いただきました。

講演では、環境関連法令の歴史的変遷とその体系、食品リサイクル法制定の背景と改正・見直しの経緯と内容、食品廃棄物・食品ロスの現状と課題、そして食品ロス削減推進法の制定に至るまで、時系列に沿ってレクチャーいただいたあと、百瀬則子理事のファシリテーションによるディスカッションを行いました。

参加者からは「担当になってから勉強していたつもりだったが、まだまだ知らないことだらけだったことが気付けて良い機会になった」「非常に興味深く、時間が短く感じた。もっと詳しく聞きたいのでまた講演をお願いしたい」といった意見が上がるほどの有意義な時間となりました。

 

次回は3月18日(水)、本年度の研究会の成果報告会を東京八重洲ホール(東京駅そば)にて予定しております。メインの取組みである名古屋地域での食品リサイクルループ構築の成果に関する報告と、検討過程において浮かび上がった課題、そしてその解決策について、参加事業者と専門家からご意見を伺いながら、これからの食品リサイクルループのあり方について考えます。開催に関する情報は下記ページにて随時更新しますので、ぜひご確認下さい。

https://save-earth.or.jp/wordpress/archives/6254

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