10月17日(木)2019年度ゼロエミッション研究会 見学会を開催

 

SEFでは、この4月から「2019年度ゼロエミッション研究会 実践で学ぶ!持続可能な食リループのつくり方 ~仕組みづくりから認定取得まで~」と題し、外食事業者の皆様を対象に、持続可能な食品リサイクルループの構築に関する知識やノウハウを学びながら、愛知県名古屋市を舞台に、再生利用事業計画の認定を受けて食品リサイクルループを開始することをゴールとした取組みをスタートし、これまで4月、6月、8月と3度の勉強会を実施してきました。

そして、去る10月17日(木)には愛知県名古屋市にて、今回の取組みに再生利用事業者として参加予定の中部有機リサイクル(株)が運営する飼料化施設の視察を主な目的とした見学会を開催しました。

 

【排出事業場の視察】

食品関連事業者の担当者は尾張一宮駅に集合。まずは、食品リサイクルループに取組む排出事業場として、ユニー(株)様のご協力を得て、テラスウォーク一宮を視察しました。

テラスウォーク一宮には今回参加予定の食品関連事業者のうち丸亀製麺とリンガーハットがテナントとして入っており、2店舗における廃棄物の分別状況を視察したのち、アピタ一宮店の生鮮・鮮魚部門でのバックヤードにおける分別の取組みと、テラスウォーク一宮の廃棄物庫を視察。分別・計量・保管方法など参考になる部分が多く、参加者の皆さまは熱心に写真やメモを取っていました。

 

【飼料化施設の視察】

その後、中部有機リサイクルの飼料化施設に移動。収集運搬業者、生産者など今回の食品リサイクルループ構築に関わる予定の担当者と合流し、施設紹介のVTRを視聴したあと、飼料化工程の視察を行いました。

工程の視察においては、第3回勉強会で講師の志岐理事からレクチャーを受けた処理状況確認のポイントを踏まえ、リスク管理・法令順守の観点から委託先にふさわしいかという視点も念頭に置いたうえで、質疑応答が活発に行われていました。

その後、会議室に移動し、食品リサイクルループの構築に向けた確認事項の共有を行いました。

 

今回のループ構築に関わる全ての関係者との顔合わせを完了し、排出事業場・飼料化施設の視察を終え、これからは実現に向けた実務的な調整をスタートしてまいります。

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