「日向の森」9月の活動報告①(千葉県山武市)
| 実施日 | 2024年9月14日(土) | 
| 活動場所 | 日向の森(千葉県山武市) | 
| 参加人数 | 13名(スタッフ含) | 
| 主な活動内容 | 水生生物調査・外来種駆除・ビオトープ整備 間伐 二本、木材搬出  | 
- 9月14日(土) 日向の森定例会
 
   新規1名、リピーター9名に参加いただきました。
   ①水生生物調査・外来種駆除・ビオトープ整備 ②間伐 ③木材搬出を手分けして実施しました。
   ①水生生物調査班は、専門家二名を筆頭に、高校生ボランティア含む5名で実施してもらいました。
    ここ数日は降雨がなく30度以上の気温で溜池が干上がっていました。
    また、池の前に巨木のコナラが二本自生していますが、そのうちの一本が立ち枯れしていました。
    このまま放置すると、朽ちた巨木が池に落ちて溜池の水が減り、生息する生物に影響を与えかねません。
    早期に伐倒する必要があります。
    ただ、素人が伐倒するには危険なため、業者へ依頼できるか検討したいと思います。

    網を使って溜池の中を汲み取ると、アメリカザリガニの幼体とドジョウが多数発見されました。
    ますますアメリカザリガニの個体が優先して繁殖していることが分かりました。
    今回は、在来の水生生物が住めるように溜池から水を引いて別の池を作りました。
    この池の水位が保てて、在来種が定着できるかどうか引き続き観察したいと思います。
    溜池では水生生物の他に、鞭毛藻類のヒカリモと蘚苔類カビゴケを発見しました。
    ②間伐では、広場横のサンブスギ林にあるスギを、チェンソーや手ノコギリを使って2本倒し、
     丸太を11本作りました。
     木は夏場、水を吸い上げるため、伐倒した丸太はかなり重く、
     大人7人で3メートルの丸太を持ち上げるのに苦労しました。
     伐倒するのは基本秋から冬にしている意味がよくわかりました。
     切った丸太は来年の標柱や短冊等に活用します。

     ③昨年伐倒した木材を木材チップにしてもらうため、山武産業へ2回に分けて搬出しました。
      重さは780kgです。まだまだ、伐倒した丸太があります。秋から冬は月一回搬出したいと思います。


次回の活動
次回は、9月21日(土)を予定しています!
体を動かしたい、自然が好き、ボランティアをやってみたい等、どんな理由でも結構です♪ボランティア初心者の方はもちろん、大学時代、森林に関する学科で勉強していた方や様々なボランティアに参加されている方もおり、興味深い話を聞くことができるかもしれません(^^♪
開催日ごとに作業内容は様々。自分のペースで作業を進めることができます!
ご興味を持って頂けましたら、是非ご参加ください!!
※千葉県八街駅からの送迎は、定員が6名~8名です。開催日によっては、早々に定員に達してしまうこともありますので、お早めにお申し込みください。
※新型コロナウイルス感染症対策に万全を期したうえで、活動を行っています。
感染状況により、変更、延期、中止する場合がございます。
※この企画は「ENEOS株式会社」の寄附による緑の募金事業です。
- 2024年9月19日
 - カテゴリー: イベント・ボランティア報告, 森林再生事業
 - タグ: 千葉, 森林ボランティア
 
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