6月27日(木)2024年度森林アカデミー第2回勉強会を開催

森林アカデミー

持続可能な循環型社会をめざし、企業が森林活動を通して果たす生物多様性・脱炭素への貢献を実践的に学ぶための勉強会として「森林アカデミー」を2024年度から新たに発足いたしました。1つの地域で企業が取り組む森林再生と生物多様性の保全を体系的に学び、今後企業に開示が求められるTNFDへの対応や企業の森、自然共生サイト申請を行うことを実現して参ります。

 

第2回森林アカデミー

6月27日(木)に今年度2回目となる森林アカデミーを開催いたしました。17社38名の方にZOOMとのハイブリット勉強会にご参加頂きました。第2回は市民と取り組む森林再生保全や前職キリンで実践してきた三重森林インストラクター会会長の佐野様にお越しいただき、企業の森でどのようなことを行って、社内に活かしていったのか、三重県を事例に自治体が企業の森に求めることなどご講演いただきました。

 

「企業価値を高める森林とのつきあい方を考え」  ~企業の森は未来への投資~               
三重森林インストラクター会
会長 佐野正和氏

市民団体が行う森林保全活動として三重森林インストラクター会の事例の紹介(鈴鹿市の深谷公園を借用しての森づくり活動について、市民講座やつちークライミング体験など)、キリングループの取組として(各工場で使用する水(公共水)の水源地を保全し、水源涵養機能を維持することを目的に行う。課題もあった)、企業の森をどのような森林を選択するかはとても重要なこと、また、企業の森の候補となる森林は企業が求める利用(作業内容から選択する)に合致するかなど)、企業(事業者)を対象とした企業の森を行う三重県の例として(県が市町や森林組合、NPO等と連携して、森林所有者と企業をマッチングし、企業による森林づくり活動をサポートする)、企業の森として留意することなどをご紹介いただきました。

 

 

10月の陸前高田の森実地研修に先駆けてSEFの理事や顧問の先生方と視察を行い、その報告をしました。

 

参加企業からの声

「当社が現在思案中の活動を実践しておられ、非常に参考になりました」、「企業と森の関わり方について、活動を始めるにあたって「なぜ始めるのか」、「何をするのか」など検討しなければならないことをお伺いできてよかったです」と参加者からは大変勉強になったとの感想をいただきました。

 

2024年度 森林アカデミー                                                   

次回は2024年8月を予定しております。
ご興味がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
ご参加の程お待ちしております。

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