「日向の森」1月の活動報告(千葉県山武市)
実施日 | 2024年1月27日(土) |
活動場所 | 日向の森(千葉県山武市) |
参加人数 | 21名(スタッフ含) |
主な活動内容 | 間伐3本、薪割り、水生生物調査、水路確保 |
- 1月27日(土) 日向の森定例会
初参加2名、リピーター17名に参加いただきました。
新年最初の活動では、参加者20名と大人数で開催することができました。
特に、生物部所属の高校生2名が水生生物調査に積極的に参加してくれたことで、
他のボランティアへ生物捕獲や生物の判定の仕方をレクチャーしながら作業してもらえました。
生物に詳しくなくても、教えてもらうことで興味や面白さがわいてきます。
捕獲した結果、7種の生物を溜池から捕獲することが出来ました。
ゲンゴロウ・ドジョウ・ヒメタガメ・カワニナ・
ミズムシ・ヤゴ・稚アメリカザリガニが発見されました。
ほかに分かったことは、たくさん捕獲されたアメリカザリガニはおらず、
今回稚アメリカザリガニしか捕獲されませんでした。
おそらく、日向の森で近年発見されている、アライグマに捕食された可能性があります。
その場合、アライグマがそれを捕食しアメリカザリガニの増加を抑え、逆にアライグマがいなくなれば、
アメリカザリガニが増殖すると考えられます。
どちらの生物も在来種にとっては天敵ですが、アライグマがいることによって、
アメリカザリガニから在来種の一部を捕食せずにすんでいることになります。
在来種と外来種が複雑に影響することによって、保護活動がとても難しい問題になってきました。
除伐作業では、サンブスギを一本倒しそれを使って薪割を行いました。
手斧を使った作業は広背筋や腰を使いますので、非常に良い運動になったとのことです。
また、昨年植樹した斜面にあり、溝腐れ病が進行していたヒノキ1本と
林道に斜めに倒れそうなヒノキを1本伐採しました。
10名で作業を行ったので、木を伐採した後の撤収作業は非常にスムーズにできました。
今年は、除伐や間伐を行いましたが、木材の有効利用ができませんでした。
そのため、今の活動と作業者のレベルにあった計画的な伐採を検討したいと思います。
次回の活動
次回は、2月24日(土)を予定しています!
体を動かしたい、自然が好き、ボランティアをやってみたい等、どんな理由でも結構です♪ボランティア初心者の方はもちろん、大学時代、森林に関する学科で勉強していた方や様々なボランティアに参加されている方もおり、興味深い話を聞くことができるかもしれません(^^♪
開催日ごとに作業内容は様々。自分のペースで作業を進めることができます!
ご興味を持って頂けましたら、是非ご参加ください!!
※千葉県八街駅からの送迎は、定員が6名~8名です。開催日によっては、早々に定員に達してしまうこともありますので、お早めにお申し込みください。
※新型コロナウイルス感染症対策に万全を期したうえで、活動を行っています。
感染状況により、変更、延期、中止する場合がございます。
※この企画は「ENEOS株式会社」の寄附による緑の募金事業です。
- 2024年2月1日
- カテゴリー: イベント・ボランティア報告, 森林再生事業
- タグ: 千葉, 森林ボランティア