5月17日(水)2023年度ゼロエミッション研究会第1回勉強会を開催

ゼロエミッション研究会

あらゆる廃棄物を原材料などとして有効活用することにより、廃棄物を一切出さない資源循環型の社会システム=「ゼロエミッション」
当財団では、ゼロエミッションの実現に向けて、2017年より食品小売業・外食産業の店舗から発生する廃棄物(特に食品循環資源)の発生抑制・資源循環・適正処理の手法を学ぶ場として、「ゼロエミッション研究会」を開催しています。

 

第1回ゼロエミッション研究会

5月18日(木)に今年度5回目となるゼロエミッション研究会を開催しました。35社83名の方にZOOMとのハイブリット勉強会にご参加頂きました。2022年度から20社近く会員企業が増え、初参加企業も増えたことから、食品リサイクル法と食品リサイクルループについて、廃棄物の適正管理、企業が実践する食品リサイクルループについて講師のみなさんからご講演いただきました。

 

「食品リサイクル法について」                                                              
SEF顧問
東京農業大学名誉教授
牛久保 明邦氏

食品リサイクル法の成り立ちから食品廃棄物の推移と現状、再生利用事業計画(食品リサイクルループ)認定制度、食品リサイクル率の事業別推移などお話しいただきました。基本的な話が多く、食品リサイクル法について初めて学んだ参加企業の方にも非常にわかりやすくご説明をいただきました。

「廃棄物の歴史と課題」                                                              
SEF理事
株式会社ガイアドリーム 代表取締役(当時)
志岐 秀明氏

アウトソーシングしがちな廃棄物管理業務について、廃棄物の歴史と問題からさかのぼり説明をしていただき、そこから出てきた課題、現代において起きている課題についてを自分事になるようにお話しいただきました。また、10月の収集運搬・処分費の値上げについてどう取り組んでいくかをお話しいただきました。

「持続可能な企業を目指して-食品廃棄ゼロはSDGsの重要課題-」                                                              
SEF業務執行理事
ワタミ株式会社 SDGs推進本部長
百瀬 則子氏

食品ロスや廃棄物問題で、企業が取り組まなくてはいけないことを事例やSDGsを交えてご説明いただきました。会員の多くが企業であることから自分の会社が何をしなくてはいけないのかを学び、また、1社1社では難しいことも共同で取り組むことによってその問題が解決することを提案しました。

 

 

 

2023年度 ゼロエミッション研究会                                                  

2023年度のゼロエミッション研究会は、7月を予定しております。
ご興味がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
ご参加の程お待ちしております。

 

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