7月18日(木)2024年度ゼロエミッション研究会第2回勉強会を開催

ゼロエミッション研究会

あらゆる廃棄物を原材料などとして有効活用することにより、廃棄物を一切出さない資源循環型の社会システム=「ゼロエミッション」
当財団では、ゼロエミッションの実現に向けて、2017年より食品小売業・外食産業の店舗から発生する廃棄物(特に食品循環資源)の発生抑制・資源循環・適正処理の手法を学ぶ場として、「ゼロエミッション研究会」を開催しています。

 

第2回ゼロエミッション研究会

7月18日(木)に今年度2回目となるゼロエミッション研究会を開催しました。39社73名の方にZOOMとのハイブリット勉強会にご参加頂きました。食品リサイクルループ推進の課題と対応について、ユナイテッドスーパーマーケットホールディングス株式会社の菊地弘幸氏に、持続可能な社会へ カギを握る収集運搬・・・について、SEF理事でガイアドリーム相談役志岐秀明氏にご講演いただきました。

 

「食品リサイクルループ推進の課題と対応」                                                              
ユナイテッドスーパーマーケットホールディングス株式会社 管理本部 課長 サステナビリティ担当
菊地弘幸氏

循環経済と食品ロス削減ー食品廃棄・未利用食品の最小化ー、食品廃棄の現状と削減目標、循環経済に向けたサプライチェーンの再構築、食品寄贈の取り組みなどお話しいただきました。食品寄贈の基礎知識、食ロス削減についての様々な視点での情報が詰まっており、参加企業の方にも非常わかりやすくご説明をいただきました。

 

「持続可能な社会へ カギを握る収集運搬・・・」                                                              
SEF理事
株式会社ガイアドリーム 相談役
志岐秀明氏

廃棄物処理業界の変化として、①量と質の変化、②物流増加、③高齢化の影響、④エネルギーとCO2のお話をしていただきました。2030年持続可能性な社会に向けて、人手不足が課題となること、AIや自動化を駆使しても難しい現状があること、その為ゴミの減量が不可欠であること等お話していただきました。

 

 

事務局より福岡市の食品リサイクルループ構築に向けて、リサイクラー視察をした際の報告を行いました。

 

参加企業からの声

「リサイクルループについて飼料化としての取組が豊富であることを知り、肥料化でもさまざまな観点から豊富なループ内容を模索していこうと思いました」、「弊社でもリサイクルループの考えを待って、今後取り組んでいきたく思いました」、「食品リサイクルをまずは小規模で行っていくという考えに非常に賛同いたしました」、「コンポストを利用した家庭からでる食品残渣のリサイクルなど、廃棄物の循環だけでなく、近隣の方々のコミュニケーションの場にもなっていて素晴らしい取り組みだと思いました」と、参加者からは大変勉強になったとの感想をいただきました。

2024年度 ゼロエミッション研究会                                                  

2024年度のゼロエミッション研究会は、9月を予定しております。
ご興味がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
ご参加の程お待ちしております。

 

このページの上部へ