「あいち海上の森」2月の活動報告(愛知県瀬戸市)

 

2月17日(土) 愛知県瀬戸市 海上の森

SEFでは、特別賛助会員企業のワタミグループと愛知県との3者で、愛知県の県有林「あいち海上(かいしょ)の森」(愛知県瀬戸市)における森林保全協定を2020年4月1日付けで締結しています。

今年の4月には3年の協定延長を締結しました。

 

今年四回目のイベントでは、SEFの賛助会員であると中部有機リサイクル様、豊田鉄工様、それぞれ社員がボランティアとして参加していただきました。除伐と階段作りを行いました。

 

ワタミの森に入り、林道整備を終日行いました。入口付近よりさらに奥側が、ほとんど間伐作業進めていないので、低木林の除伐作業を午前中行いました。

 

午後は間伐材を利用した階段づくりと、3年前に設置した植生観察プロットを2か所撤去しました。

 

ワタミの森は登山道沿いにあるため、一般の登山者が頻繁に行き来します。活動開始当初に設置したベンチに腰かけ休憩を取る人や急な段差のある道を避ける人が多いためです。そこで、登山者の方も気軽に行き来できるルートを整備することにしました。階段は全部で4段作成しました。様々な登山道で見かける一般的な階段です。今まで気づきませんでしたが、このような簡易的な階段設置であっても、斜面に合わせて水平に作るので、作業は簡単ではないことがわかりました。

 

砂防や治山の土木がいかに難しいか理解できました。
また、今まで、切ったままにしていた間伐材もベンチや階段にうまく利用できるようになったので、無駄なく資源を有効に使うことを意識できました。
最後にSDGs教育として、今回は対価を得るための労働ではなく、誰か人のために階段を作ることをしたので、NO,8 働きがいについて学ぶことができました。

 

 

2023年度の活動は終了いたしました。

2024年度も4回活動を行う予定としております。

次回の活動は、2024年4月27日(土)を予定しています。

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