「日向の森」9月の活動報告①（千葉県山武市）

9月9日（土）　日向の森定例会

初参加1名、リピーター8名に参加いただきました。

チェーンソーを扱える資格をもったリピーターに依頼し、サンブスギの間伐を2本実施しました。前日の台風の影響により、開始時間が遅れたり、突然の通り雨に遭うなどアクシデントがありましたが、計画通りけが人も無く、安全に活動が出来ました。

嬉しいことに、先月末に初めて参加した大学生二人組が、友達を呼んで三人組みで再び参加してもらえた。そのため、大学生とベテランリピーターで力を合わせて、間伐の準備や実際に、手ノコで伐採の体験をしてもらいました。

間伐したサンブスギは、斜めに立木していること、林道付近にあること、そのスギが無くなることで、他のスギの搬出がしやすくなることを考慮して選木しています。
伐採する前に全員で樹高を予想してみました。一番低くて15メートル。高くて30メートルは超えると予想しましたが、実際に伐採してみると、長さは1本だいたい21メートルでした。

伐採後は速やかに枝を切落とし、不要な枝を運びだしました。今回は、チェンソーと手作業両方を体験したため、2本間伐し撤去作業を行うだけで、合計4時間かかりました。(休憩込)かなりの労働作業だということを身を持って体験できました。もし、林業という生産活動を行うのであれば、10名の人員で、2本に対し4時間も時間を使うことは、まったく経営が成り立たないということになります。

参加した学生にとっては、例え大学や就職に直接関係ない経験ですが、このような事実があることを理解している人が社会に、1人でも多くいるといくことは、将来の地球を担う人の育成に貢献できていると感じています。また、今回参加してくれた大学生は、11月も参加したいとコメント頂きました。若い人が意欲を持ってリピートしてくれるのは、非常にやりがいになります。

次回の間伐は、10月末もしくは11月を計画しています。

次回の活動

次回は、9月30日（土）を予定しています！
体を動かしたい、自然が好き、ボランティアをやってみたい等、どんな理由でも結構です♪ボランティア初心者の方はもちろん、大学時代、森林に関する学科で勉強していた方や様々なボランティアに参加されている方もおり、興味深い話を聞くことができるかもしれません(^^♪
開催日ごとに作業内容は様々。自分のペースで作業を進めることができます！
ご興味を持って頂けましたら、是非ご参加ください！！

※千葉県八街駅からの送迎は、定員が６名～８名です。開催日によっては、早々に定員に達してしまうこともありますので、お早めにお申し込みください。

※新型コロナウイルス感染症対策に万全を期したうえで、活動を行っています。
感染状況により、変更、延期、中止する場合がございます。

• 2023年9月15日
• カテゴリー: イベント・ボランティア報告, 森林再生事業
• タグ: 千葉, 森林ボランティア