「日向の森」11月の活動報告①(千葉県山武市)
6歳になったら机を作ろう!in山武の森
- イベント概要
【日 程】 2021年11月13日(土) 10:00~16:00
【主 催】 公益財団法人 Save Earth Foundation
【会 場】 千葉県山武市 日向の森、NPO法人元気森守隊事務所
【協 力】 山武市、アクトインディ株式会社、アベタク屋、千葉県森林組合、Studio Kirin、NPO法人元気森守隊
【参加者】 4組15名+スタッフ6名
- イベントの内容
SEFでは2018年5月に初開催後、毎年2回「6歳になったら机を作ろうin山武の森」を開催しています。今回のイベントは、感染症対策に万全を期したうえで、11月13日(土)に開催しました。
- イベント当日
11月中旬になり、本格的な寒さになってきた千葉県山武市日向の森。イベント当日は、かなり肌寒く、参加者は少し凍えた様子でイベントをスタートさせました。
まずは、自然専門家安部さんにお話しを伺いながら、冬の森を散策しました。春の森に比べて、秋の森は観察できる生物は少なくなっており、木の葉も枯れ落ちていました。夏に比べて少し寂しい森の中でしたが、キノボリトタテグモの巣だと思われる穴を見つけたり、シュレーゲルアオガエル(日本固有種・スタジオジブリ「もののけ姫」に登場する「こだま」の鳴き声の元となったと言われているカエル)を捕まえたり、秋の森を感じることができました。
その後、1人1個の手のこぎりを持ってもらい、枝打ち体験をしました。初めて使用するのこぎりに苦戦する子どもたち。森林組合スタッフ那須さんから、レクチャーを受けながら、1人1本のスギの木の枝打ちをやり遂げました。
午前のプログラムラストは、木こり体験。木こり体験の最中には、伐倒中の木が他の木の枝に挟まってしまい、なかなか倒れないハプニングが発生。森林組合スタッフ那須さんの技術と参加者の皆さんが力を合わせてロープを引っ張った結果、無事樹齢54年のサンムスギを伐倒することができました。
午後はNPO法人元気森守隊(山武市)の倉庫をお借りし、メインイベントの机づくりを開始しました。学習机キットは地元の工房「スタジオキリン」の鈴木さんが講師として担当して下さいました。接着、切断、穴あけ、ビス止め、やすり掛け等、工程を一つずつ体験し、仕上げに当日の日付や自分の手形を入れ、家族総出で世界に一つだけの机を完成させました。
※集合写真の時のみ、マスクを外しています。
今回作成した机で、たくさん勉強して素敵な人生を歩んでいってほしいと思います。
次回は2022年5月を開催しています。
ご興味ありましたら、ぜひともお申込みください。
このイベントは、子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」の協力を受けて実施しました。
- 2021年12月1日
- カテゴリー: イベント・ボランティア報告, 森林再生事業
- タグ: 千葉, 森林ボランティア