「あいち海上の森」4月の活動報告(愛知県瀬戸市)

SEFでは、特別賛助会員企業のワタミグループと愛知県との3者で、愛知県の県有林「あいち海上(かいしょ)の森」(愛知県瀬戸市)における森林保全協定を2020年4月1日付けで締結しています。4月24日、地域住民やワタミグループサポーターなど、スタッフ含め総勢22名で4回目の活動を実施しました。

今回の主な活動は、森林保全協定を締結した地区の看板設置です。2回目(20年11月)の活動で間伐した木材を、3回目(21年2月)に製材し、今回設置となります。
午前中は、締結しているエリアが約1.7haと広大の為、いつも活動しきれていない管轄地区の外周周りを散策しながら、どんな森なのか、次回整備した方がいい箇所などを確認しました。急斜面な山道に苦戦しましたが、珍しい花々や木々も見つけることができました。また、木の年齢を知るために、年輪を数えてみることにも挑戦しました。

午後は、2つのチームに分かれ、看板を立てるチーム、観察エリアの定点観測を行うチームで活動をしました。看板を立てるチームは、地面を平行にし、60㎝程の穴を掘りました。その後、看板の柱となる木、集めてもらった小石、砂、水の順で入れていき、柱を固定しました。1時間30分程で、味のある綺麗な看板が完成しました。

観察エリアの定点観測を行うチームは、前回整備を行った日の当たる場所と当たらない場所で、生えてくる植物の種類の相違や成長スピードを観察しました。この観察を行うことで、この森の植生を調べていきます。観察開始から2か月ですが、日の当たる場所ではドングリから芽が出ていたり、スミレなどの草の赤ちゃんも確認できました。

次回の活動は、7月3日(土)を予定しています。

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