「山武の森」１２月の活動報告（千葉県山武市）

12月に予定していた1回の活動は、新型コロナウイルスの感染拡大を考慮し、東京駅からの送迎は中止とし、千葉県内の方に参加を限定して実施しました。寒空のもと、総勢11名で今年最後の活動を行いました。

今回は、初参加組と熟練組の2班に分かれて活動しました。初参加組は森林内を散策しながら活動について紹介したあと、2013年5月に植樹した600本のスギの枝打ち作業を行いました。大きいものではすでに10メートルを超え、はしごを使って枝打ちを行い、午後に日差しが差し込んだ時には作業前との明るさの違いを実感し、作業の成果を共有することができました。

熟練組は、2019年秋の台風15号・19号の被害の爪痕が未だに残る森の奥のエリアにて、強風で倒れたスギやヒノキの片づけを行いました。根から倒れた大ヒノキや、折れて通路をふさいでいたスギを片付け、2018年に開通したものの台風の影響で寸断されていた外周散策路を、何とか通行できる状態にまで回復できました。

2020年の活動はこれで終了となります。今年も一年間、たくさんの方にご参加いただきまして、ありがとうございました。

2021年も、より多くの方と山武の森でお会いできることを楽しみにしております。

※この企画は公益社団法人国土緑化推進機構の「緑の募金」の支援を受けています。

• 2020年12月28日
• カテゴリー: イベント・ボランティア報告, 森林再生事業
• タグ: 千葉, 森林ボランティア