「あいち海上の森」11月の活動報告(愛知県瀬戸市)

SEFでは、特別賛助会員企業のワタミグループと愛知県との3者で、愛知県の県有林「あいち海上(かいしょ)の森」(愛知県瀬戸市)における森林保全協定を2020年4月1日付けで締結し、5地域目となる愛知県瀬戸市での活動を開始しています。去る11月21日、地域住民やワタミグループサポーターなど、スタッフ含め総勢25名で2回目となる活動を実施しました。

午前10時、「あいち海上の森センター」に集合。開会式の後、2班に分かれて活動を開始しました。A班は女性陣中心で、森林散策とクラフト作りをメインとしたプログラムを、B班は除伐と看板作りのための用材間伐を中心とした活動をスタートしました。

A班は午前中、協定森林まで自然観察の専門家より森の生き物の話や紅葉している森の様子を観察しながら散策。森に到着したら、午後のクラフトづくりに使用する材料を森の中で集めました。そして午後はセンターの工作室にて、森で集めた材料を使ってクリスマスツリーづくり。皆さんそれぞれ趣向を凝らし、素敵なツリーが完成しました。

B班は一足先に協定森林に到着し、午前中は森林総合監理士の専門家より、森林の見方や森の保全の考え方、今後間伐作業として「選木(伐る木を選ぶ)」の考え方をレクチャーして頂きました。また、森へのアプローチ道整備に向けて除伐作業と、森の看板をつくるための間伐(1本)を行いました。

終了後、参加者に依頼したアンケートには、「身近な取り組みで森を守ることができる。今後伝えることが大切。」「森づくりにビジョンは必要だが、今の日本の林業にビジョンがないという残念さ。あとはそういう観点で森を見れなかった分、見た目のきれいさと林業的なきれいさの違いをこれからは見たいと思います。」「林業の労働作業の大変さを知りました。それを事業とすることに、コストと時間がかかり、経営の厳しさを感じました。」といった感想をいただきました。

次回の活動は2月20日(土)を予定しています。

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