「山武の森」９月の活動報告（千葉県山武市）

9月は定例活動に加え、約1年半ぶりとなる親子向け森林体験イベントを行いました。

定例活動を実施

実施日	２０２０年９月１９日（土）
活動場所	日向の森（千葉県山武市）
参加人数	１２名
主な活動内容	・植樹地整備（下草刈り、つる切り）・枝葉の整理（粉砕）・路網整備（草刈り）

9月は2回の活動を予定していましたが、12日は残念ながら降雨により中止とし、19日のみの活動となりました。今回も総勢12名、うち初参加が5名でにぎやかな活動となりました。

先月22日にもお手伝いいただいた地元山武市の農林業家「MORI-Powerグループ」の野口さまにチッパーをお借りし、前回に続き台風被害木の片づけで山積みになっていたサンブスギの枝葉を粉砕して通路に撒きました。スギの香りが林内に立ち上り、過ごしやすくなってきた気温と相まってとてもさわやかに感じました。

また、今年5月に植えたスギ苗木の下草刈りとツル切りも進め、今年の育樹作業の目途をつけることができました。

そして、この日はNHKからの取材の申込をいただき（左写真：取材の様子）、当日の活動の模様をその日の18時45分からの関東ローカルニュースで取り上げていただきました。

NHKホームページ「台風による倒木防止へボランティアが森林保全活動千葉山武」

※この活動は公益社団法人国土緑化推進機構「緑の募金」の支援を受けて実施しました。

「秋の森を楽しもう！親子で森林体験in日向の森」

概要

日程：９月２２日（火）　１０：００～１２：００; 会場：千葉県山武市　日向の森; 参加者：２０名（参加者３組１０名＋スタッフ１０名）
当日の様子

昨年秋は台風による被害により、また今年春は新型感染症の拡大により開催を断念してきた本イベントですが、感染症対策に十分な注意を払ったうえで、昨年の台風被害から復旧した日向の森を楽しんでいただきました。

森歩きでは、東御の森（長野県東御市）で調査を担当していただいている自然環境調査員の方にレクチャーいただきながら、「みる」「きく」「さわる」「かぐ」といった感覚をフル活用してもらえるよう、「森のたからさがしカード」を使って、自然観察を楽しみました。その後、千葉県森林組合の方に実演と指導をお願いし、植樹から収穫までの山仕事を学んだあと、子どもたちと一緒に間伐体験。交代しながらノコギリで切り進め、最後はチェーンソーの音に驚きながらも、力を合わせてロープを引き、大きなスギの木を倒しました。

参加のご家族からは、「親子で大変貴重な体験ができ、とてもおもしろかったです。森から車で帰る時、出発早々にまた来たいと子供達が言っていました」「スタッフの方も親切で、いろんな方とお話しできたのもとても楽しかったです。ぜひ、また参加したいです。」といった感想をいただきました。ありがとうございます！

今回は8月の定例活動に参加いただいたボランティアの方にもスタッフとしてお手伝い頂きました。これからも、より多くの方に関わっていただきながら、より楽しく学べるイベントづくりを心掛けてまいります。次回は3月を予定していますので、ぜひご参加ください！

※このイベントは公益社団法人国土緑化推進機構「緑の募金」の支援を受けて実施しました。