「山武の森」８月の活動報告（千葉県山武市）

山武市での定例活動は６月から再開しましたが、７月の活動予定日は２日とも雨にたたられ、８月になってようやくしっかりと活動できました。8日は4名で、酷暑のなか植樹エリアと車道の草刈りを進めました。そして22日は今年最多の11名に参加いただき、にぎやかな一日となりました。初参加の方からは、先日放送されたC.W.ニコル氏の追悼番組をみて森の活動に興味を持ったとのお話が。新たな出会いに感謝です。

22日は地元の農家で地域発電などに取組む方にチッパーをお借りし、台風被害木の片づけて山積みになっていたサンブスギの枝葉を粉砕して通路に撒きました。

また、スギの植樹地では刈払機でのおおまかな下草刈りのあと、初参加の皆さんで丁寧に坪刈りをしてツルを取り除いていきました。今回は農学部の女子大生が2名参加しており、コロナ禍の影響で学校にほとんど行けていないとのことだったので、実習を兼ねて刈払機による草刈り作業を体験してもらいました。

その農学部の学生から、坪刈りのコツを教わりました。手鎌は手前に引くのではなく、横に払うように使う。刈り方は、まずスギの幹の周りの草を時計回りに刈り、次にその外側を今度は反時計回りに刈る。そうすると刈った草が中央に集まって「マルチ」の役割を果たし、幹の周りの草を抑制できるとのこと。勉強になります！

9月は12日、19日の活動を予定しています。22日に予定しているイベントの準備を行いますので、引き続き皆様のご参加をお待ちしております！

※この企画は公益社団法人国土緑化推進機構の「緑の募金」の支援を受けています。

• 2020年9月1日
• カテゴリー: イベント・ボランティア報告, 森林再生事業
• タグ: 千葉, 森林ボランティア