「東御の森」6月の活動報告(長野県東御市)

在来種を保全する活動を実施しています

高度約1,000mの中山間地に位置する「東御の森」は、森の中央に川が流れる渓畔林で、多様な生物が生息しています。一方で、森内には川に沿ってオオハンゴンソウ(特定外来植物)が点在していることが確認されています。放置すると森の生態系に大きな影響が及ぶため、3年前から学校法人郁文館夢学園様(東京都文京区)にご協力いただき、群落化しているエリアで、抜去作業により在来種を保全する活動を実施してきました。

開始当初はオオハンゴンソウで埋め尽くされていましたが、現在は他の草花も混在するなど、成果がみられています。今年度はさらに、専門調査員による森全体の繁茂状況の確認調査や作業場所の変化を確認するためのコドラード調査を数か所実施して、今後の長期的な対策を検討します。

活動の様子は随時公式Facebookページで紹介しますので、下記リンクからフォローをお願いいたします。

https://www.facebook.com/saveearthfoundation/

※この活動は、独立行政法人環境再生保全機構「地球環境基金(つづける助成)」を受けて実施します。

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