3月27日(木)2024年度ゼロエミッション研究会第6回勉強会を開催

ゼロエミッション研究会

あらゆる廃棄物を原材料などとして有効活用することにより、廃棄物を一切出さない資源循環型の社会システム=「ゼロエミッション」
当財団では、ゼロエミッションの実現に向けて、2017年より食品小売業・外食産業の店舗から発生する廃棄物(特に食品循環資源)の発生抑制・資源循環・適正処理の手法を学ぶ場として、「ゼロエミッション研究会」を開催しています。

 

第6回ゼロエミッション研究会

3月27日(木)に今年度6回目となるゼロエミッション研究会を開催しました。45社73名の方にZOOMとのハイブリット勉強会にご参加頂きました。「資源循環と脱炭素の同時達成に向けて~食品廃棄ゼロエリア創出モデル事業の紹介等~」として、環境省・環境再生・資源循環局・リサイクル推進室・循環型社会推進室室長補佐室井氏にご講演いただきました。また、「食品ロス削減と外食産業の食品リサイクル向上に向けて」~食品産業・リサイクル・農業生産・消費の好循環とブランド化~として、農林水産省 外食・食文化課 食品ロス・リサイクル対策室長鈴木氏にご講演いただきました。その後、参加企業・環境省・農林水産省でディスカッションを行いました。

 

「資源循環と脱炭素の同時達成に向けて」~食品廃棄ゼロエリア創出モデル事業の紹介等~                                               環境省・環境再生・資源循環局・リサイクル推進室・循環型社会推進室                                          室長補佐 村井 辰太朗氏

話題提供として、循環基本計画改定のポイントや地域脱炭素ロードマップ、食品廃棄ゼロエリアについてご講演いただきました。

 

 

「食品ロス削減と外食産業の食品リサイクル向上に向けて」~食品産業・リサイクル・農業生産・消費の好循環とブランド化~         農林水産省 外食・食文化課 食品ロス・リサイクル対策室
室長 鈴木 学氏

話題提供として、廃食品リサイクル法における再生利用等の手法や再生利用事業計画認定制度(食品リサイクルループ)、再生利用事業計画の現況、食品リサイクル法の基本方針、循環経済(サーキュラーエコノミー)への意向加速化パッケージ(案)の基本的な考え方などをご講演いただきました。

 

 

その後、百瀬業務執行理事の司会で排出事業者が選ぶ食品リサイクル像をイメージでき、 各社の方向性の道筋を立てるきっかけにする。話題提供に対して、参加の多様な事業者(食品関連事業者、収集運搬業者、リサイクラーなど)へ投げかけ、様々な立場からの意見交換を行った。

事務局からは、2024年度の報告と2025年度の予定について共有しました。

 

参加企業からの声

「各分野の最前線の方々が、現場のリアルな事例から深い意見や提言がだされ、とても勉強になった。課題がよく理解できた。」「様々な業種の方に取組み内容や課題などがきけて、勉強になりました。とくに、食品リサイクルを新しく取り入れる際に、お店の従業員への説明にご苦労をされているという内容にとても共感をするとともに、どのように問題点をクリアしていったのか、詳しくお話をお伺いしたいと思いました。」「これまでの発表や報告を聞き質問や意見を述べるのではなく、現状の課題やトピックスを聞き手が発表し、行政の方が答える方式がとても良かったと思います。参加者の声が届きやすいと思いました。」

2025年度 ゼロエミッション研究会                                                  

2025年度のゼロエミッション研究会は、5月29日(木)を予定しております。

ご興味がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

ご参加の程お待ちしております。

 

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