12月12日(土)スタッフ巡視報告(千葉県山武市)
実施日 | 2015年12月12日(土) |
活動場所 | 日向の森(千葉県山武市) |
参加人数 | 3名(サポーター1名、スタッフ2名) |
主な活動内容 | 境界確認、周辺調査 |
今月2回目となった千葉県山武の定例活動では、ベテランサポーターさん1名にご参加頂き、日向の森の来期以降のグランドデザインを検討するための境界確認と、周辺の調査を実施しました。
午前中は日向の森をぐるっと一周。境界の杭や目印を確認しながら、エリアごとの状況を確認しました。
森の奥から里に下りると、そこには田園風景が広がっていました。丘陵地が浸食されてできた地形で「谷津(やつ)」「谷戸(やと)」などと呼ばれる地形です。近隣には昔からと思われる集落も存在しており、日向の森がこれまで里山として地域の方々に活用されてきたことが窺えました。
午後は周辺の視察。山武市内で里山保全活動をされている方々がいらっしゃるとの情報を入手し、山武市早船にある「早船里山の会」さまが管理されている森林を視察しました。突然の訪問にもかかわらず、偶然お会いできた代表の方に森の中をご案内頂き、美しく整備された森林に感銘を受けました。
こちらでは毎月第3土曜日に、ボランティアの方々による整備活動を行っていらっしゃるとのことです。
その後、日向の森から車で10分ほど走ったところにある「賀茂神社」へ。ここにはなんと樹齢約500年といわれる巨大な杉が立っています。太さ6m以上、高さは35mを超える巨木で、御神木として崇められ、目の前に立つとその迫力に圧倒されます。
日向の森の周辺には、地域の方々と森との関わりの深さを感じさせる光景がたくさんありました。これからは、ボランティア活動にお越し頂いた皆様にも、活動をお手伝い頂くだけでなく、地域の魅力もご紹介できるようなプログラムを提供していきたいと考えています。
- 2015年12月29日
- カテゴリー: イベント・ボランティア報告, 森林再生事業
- タグ: 千葉, 森林ボランティア