3月13日(火)ゼロエミッション研究会 第10回勉強会を開催

 

排出事業者の立場から廃棄物・資源循環の課題に“本気”で向き合い、解決への道筋を導き出す場として、2017年6月より毎月1回開催してきた「ゼロエミッション研究会」。年度の締めくくりとして、3月13日に第10回勉強会を開催しました。

 

【渋谷・青山・表参道を舞台に“食品ロス問題”を啓発~新たな取組みを模索~】

前半では、毎週土日に青山の国連大学前で開催されている“ファーマーズマーケット”の運営に携わる北村真吾氏((株)GOOD DEAL COMPANY)と竹田潤平氏(メディアサーフコミュニケーションズ(株))から、東京の渋谷・青山エリアを舞台に、幅広い層に対して食品ロスの問題と解決に向けた取組を啓発するイベント「TOKYO EAT & THINK FESTIVAL(仮称)」のプレゼンテーションがありました。

意見交換のあと、参加事業者がどのような形でこのイベントと関わっていけるか、また食品ロス対策に向けた新たな取組みの可能性についてなど、今後の研究会で具体的に検討していこうとの結論に至りました。

 

 

【これからの日本の廃棄物・資源循環の課題を考える~4名の論客が討論~】

後半は、全10回の勉強会でファシリテーターを務めた志岐秀明氏(株式会社ガイアドリーム/SEF理事)と、勉強会の中で講師を務めた佐藤泉氏(弁護士)、百瀬則子氏(ユニー株式会社/SEF理事)、髙橋巧一氏(株式会社日本フードエコロジーセンター/SEF顧問)に登壇いただき、「今後の日本の廃棄物・資源循環の問題を考える」と題した討論会を実施しました。

佐藤弁護士は「排出事業者の担当者が廃棄物・資源循環に関する新たな取組みに挑戦するためには、社外にネットワークを作り、いかに社内の論理をクリアしていくかが重要」と、個々の力が必要な時代に入ったという持論を展開。百瀬氏は「食品リサイクルループはリサイクラー、生産者やバイヤーとのパートナーシップが重要」と指摘、髙橋氏は「リサイクラーは今後飼料化・堆肥化・エネルギー化のハイブリッド化の方向に進む」との見解を示しました。

これらを受けて志岐氏からは「排出者側での分別や保管のレベルアップの努力が必要」と指摘、加えて「リサイクルのポイントは売れる製品を作ることであり、“処理”の観点ではなく“生産”の観点で取組むことが重要」と述べました。

 

2018年度はより皆様の期待に応えるべく実践的な内容へとシフトし、定期的に開催してまいります。今後の開催予定等はホームページやニュースレター等でご案内しますので、ご期待ください。

 

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