9月21日(木)ゼロエミッション研究会 第4回勉強会を開催

SEFでは、排出事業者の立場から廃棄物・資源循環の課題に“本気”で向き合い、解決への道筋を導き出す場として「ゼロエミッション研究会」を立ち上げ、毎月1回の勉強会を開催しています。

 

9月21日に開催した第4回勉強会では、大手廃棄物管理コンサルティング会社の役員として新規事業開発に携わられ、現在では中堅企業のマーケティング・ブランディングを手掛ける株式会社4510デザイン事務所代表取締役社長の藤原仁志氏を講師に迎えました。

 

前半の講演では、これまでの3回において話題の中心であったリスク・コンプライアンスといった実務的な内容からは少し視点を変え、「廃棄物リスクをビジネスチャンスに変える創意と工夫」というテーマで講演いただきました。

キーワードとして、アメリカの写真家であるユージン・スミスが水俣病の取材の際に残した「法律さえ守れば、社会的責任を果たしているという倫理観が「公害」を引き起こすのである」という言葉を取り上げ、国内の飲料メーカーによる地域の若者への環境教育の取組事例、またスウェーデンのスーパーマーケットにおける先進的な取組事例を紹介頂き、廃棄物管理の実務において新たな視点を持つことの重要性が投げかけられました。

 

そして後半のワークショップでは、SEF志岐理事がファシリテーターを務め、前半の講演内容を振り返りながら、「課題解決に向けた社内全体への環境意識啓発の重要性」、「“リスクをチャンスに”の観点で、既成概念に捉われず柔軟な発想を」、「廃棄物コストは社会全体の問題~コスト負担構造の見直しが必要」といった内容について、藤原氏や参加者11名との議論が交わされました。

 

今回ご参加頂いた皆様からは、「自社内の廃棄物管理への取り組みをポジティブに持っていくための情報として参考になった」「タイトルだけでは内容のイメージが出来なかったが、原点に戻るという意味で有意義だった」「発想の転換の大切さを感じ、少し元気が出た」といった意見を頂きました。

 

この研究会は来年3月まで毎月1回開催します。各回とも廃棄物・資源循環に関する専門家を講師に招き、最新の情報やノウハウを学ぶことができるほか、ワークショップを通じて排出事業者としてこれからの廃棄物管理・資源循環にどう主体的に取り組んでいくかを共に考える機会を提供してまいります。

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