第二回シンポジウム「有機質資源の利活用多様化がもたらすもの」を開催いたしました。

昨年に引き続き開催された第二回シンポジウムは、おかげさまで148名の皆様にご出席頂き、盛会のうちに終了することができました。

プログラムについては以下よりご確認ください。

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●コンセプト

地球温暖化を中心とする環境問題は人類にとって地球規模での最重要課題の一つです。私どもでは、食品残さ等バイオマス資源の利活用を通して循環型社会構築の一翼を担いながらその課題解決に貢献してまいりたいと考えております。

技術革新や既存技術の改善・応用等とも相まって、バイオマス資源の利活用の仕方も伝統的なものから先端的なものまで多様化しております。

当財団ではそのような流れの中、同資源の肥料化、飼料化に加え、燃料化、エネルギー化など幅広く効率的に普及が進むように、皆様と有機質資源の利活用について考えたいと思います。

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開催日時 12月2日(水)13:00~16:45

会  場 日本工業倶楽部 2階 大会堂

(東京都千代田区丸の内1の4の6)

東京駅 丸の内北口より徒歩1分

定  員 150名

入 場 料 1人 8,000円(当財団の会員は4,000円)

<プログラム>

■基調講演(45分)

「日本の低炭素力 ― バイオマス、有機質資源の高度利活用に向けて」

東京工業大学 大学院 統合研究院 柏木 孝夫 教授

■事例報告(45分)

「有機質資源の利活用多様化の必要性 ― 効果的に食品リサイクルを進めるためには」

㈱ 小田急ビルサービス 小田急フードエコロジー  高橋巧一 顧問

■パネルディスカッション(110分)

テーマ:「有機質資源の利活用多様化がもたらすもの」

パネラー:

(株)小田急ビルサービス 小田急フードエコロジーセンター 高橋巧一 顧問

(株)オストランド 八太昭道 代表取締役社長

ユニー㈱ 環境社会貢献部 百瀬則子 部長

(財)電力中央研究所 社会経済研究所 山本博巳 上席研究員

モデレーター:早稲田大学 理工学術院 基幹理工学部 河合素直 副学術院長・学部長

(50音順)

後援:農林水産省、経済産業省、環境省、日本スーパーマーケット協会、日本チェーンストア協会、セルコチェーン、商人舎

協賛:(独)産業技術総合研究所エネルギー技術研究部門

シンポジウム講師プロフィール

 

1.基調講演  柏木孝夫(かしわぎ たかお)

東京工業大学統合研究院 教授

1979年、東京工業大学大学院博士課程を経て工学博士。米国商務省NBS招聘研究員などを経て、1988年、東京農工大学工学部教授に就任。1995年、IPCC(国連の気候変動に関する政府間パネル)第2作業部会の代表執筆者。2007年から東京工業大学統合研究院教授。経済産業省の総合資源エネルギー調査会新エネルギー部会長、日本エネルギー学会会長、日本学術会議連携会員なども務める。2008年4月、文部科学大臣表彰科学技術賞(研究部門)受賞。専門分野は、環境・エネルギーシステム工学、冷凍・空調、応用熱工学。所属学会は、日本機械学会、日本エネルギー学会、日本冷凍空調学会、国際冷凍協会、ヒートポンプ蓄熱センター、省エネルギーセンター。2.事例報告  高橋巧一(たかはし こういち)

(株)小田急ビルサービス 小田急フードエコロジーセンター顧問

日本大学生物資源科学部獣医学科卒業、獣医学士。平成16年より現職。同センターでは食品廃棄物を独自技術でリキッド発酵飼料化し、その飼料を給餌した豚肉の販売を展開していくことにより、持続性の高い食品リサイクルの推進と畜産業の安定化を図り、リーズナブルで安全性の高い食品を消費者に提供していくことを目的としている。リキッド発酵製法によりCO2削減や安全・安心な豚肉の提供を実現している。リキッドフィーディング実践者の第一人者としてセミナーやシンンポジウムの講師で多忙。著書に「未利用有機資源の資料利用ハンドブック」(サイエンスフォーラム社)など。2007年食品リサイクル推進環境大臣賞奨励賞、2008年第6回産学官連携功労者表彰農林水産大臣賞受賞など。当財団主任研究員。

3.パネルディスカッション モデレーター 河合素直(かわい すなお)

早稲田大学 理工学術院 基幹理工学部 副学術院長・学部長

早稲田大学第一理工学部卒業、同大学大学院博士課程修了。1976年、早稲田大学教授就任。所属学会は、日本機械学会、計測自動制御学会、日本フルードパワーシステム学会、日本冷凍空調学会。専門は、機械工学、制御工学。研究テーマは、熱・エネルギーシステムの最適設計と制御(最近は太陽エネルギーを利用したシステムの設計とその制御に関する研究に関心をもっている)。2001年より埼玉県本庄市において、「本庄農・食・環境研究会」を主宰し、農・食・環境を中心とした地域活性化への取り組みを地元市民と進めている。「これからの機械工学を志すエンジニアには、地球環境との共生をはかりつつ、人類の夢は何かを考え、またそれをどのように実現するのかが問われることになろう。また、このことに向かって努力することが求められよう。」という考え方をもとに、研究・教育を展開している。当財団理事。

4.パネルディスカッション パネラー 八太昭道(はった あきみち)

(株)オストランド 代表取締役社長

東京大学工学系大学院修士課程化学プロセスシステム修了。技術士(衛生工学部門 廃棄物管理計画)。東洋曹達工業株式会社(現 株式会社東ソ-)に入社、原油熱分解プラントの現場スタッフなどを経て1976年株式会社オストランド設立。ごみの処理計画、リサイクル技術の開発等のコンサルティングに取り組む。社名の由来は、Objective, Strategy, Tactics, Research, And, Developmentの略。『教育に,「ごみ」と「発明」を』が持論。著書は、「ごみから地球を考える」(岩波ジュニア新書)、第39回産経児童出版文化賞受賞(中国語韓国語に翻訳)など。論文は「21世紀の社会とごみ―低エントロピ-社会への道」など。「有機物のガス化装置」、「バイオマスのガス化プロセス」などの特許取得。当財団理事。

5.パネルディスカッション パネラー 百瀬則子(ももせ のりこ)

ユニー(株)環境社会貢献部長

店舗勤務、本社勤務(人事部教育訓練課、経営政策室、食品本部商品開発室)を経て複数のアピタ店舗にて副店長を経験。2003年より現職。環境、及び社会貢献、特に「子供たちへの環境学習」、「商品やサービスを通じて消費者に啓発活動」を進めている。現在、日本チェーンストア協会 環境委員、あいち環境学習推進協議会委員、日本ショッピングセンター協会 環境対策委員、東海地域食品残さ飼料化推進協議会 委員。また、食品リサイクル法改正(2007年施行)の際には、農林水産省 食料・農業・農村政策審議会専門委員(2005年)、環境省 中央環境審議会専門委員(2006年)として審議に加わった。当財団評議員。

6.パネルディスカッション パネラー  山本博巳(やまもと ひろみ)

(財)電力中央研究所 社会経済研究所 上席研究員

東京工業大学情報工学科卒業、同大学院システム科学専攻修士課程修了。博士(工学)。1990年(財)電力中央研究所入所後、国際応用システム分析研究所(IIASA)客員研究員(在オーストリア)、地球環境産業技術研究機構(RITE)主任研究員を歴任。2004年、東京大学 新領域創成科学研究科客員准教授(現任)。専門分野は、エネルギー環境システム分析、新エネルギー評価、バイオマス評価。所属学会は、エネルギー・資源学会、日本エネルギー学会、国際エネルギー経済学会(IAEE) 。2006年エネルギー・資源学会第2回論文賞、2008年6月エネルギー・資源学会第4回論文賞「中四国の木質バイオマス残さの収集・発電利用のシステム分析」。著書「バイオエネルギー」(ミオシン出版、共著)。

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