2月15日 ゼロエミッション研究会第2回セミナー~「排出事業者責任」と「廃棄物リスク」を考える~を開催

去る2月15日(水)、『ゼロエミッション研究会第2回セミナー』を開催し、食品関連事業者の環境部門・総務部門ご担当者を中心に、23名のご参加をいただきました。

今回のセミナーでは外部講師として、兵庫県庁で産業廃棄物関連業務に携わったのち、現在は「実務と行政の考え方の両方に精通した法務アドバイザー」としてご活躍の行政書士 尾上雅典氏を迎え、『排出事業者責任と廃棄物リスクを考える』というテーマで講演いただきました。

 

講演では、はじめに2016年に起こった廃棄物関連の重大事件を紹介。SEFでも何度か取り上げた食品廃棄物不正転売事案のほか、廃棄物の違法な横流しや不法投棄の事例が示され、廃棄物処理法違反による企業や廃棄物管理担当者のリスクについて解説されました。

そのうえで、廃棄物管理担当者の心得として、「廃棄物処理委託は単なる発注行為ではなく、廃棄物の加工委託またはリサイクル製品の製造委託と心得るべし」という考え方が示されました。

さらに、廃棄物管理担当者の実務の勘所として、「委託基準の順守」「委託基準順守の証拠を残す」「委託先の信頼性を確認する」という3点を挙げ、ポイントを分かりやすく整理して説明されました。

 

講演後には、尾上氏とSEFの恩田理事によるQ&Aトークが展開されました。「廃棄物処理法違反があった場合、実務担当者が訴追されることもあるのか」「フランチャイズ形式の場合、廃棄物処理委託契約は誰が締結すべきか」など、事前の参加者アンケートや当日の参加者からの質問への回答を通して、参加者により理解を深めていただきました。講演やQ&Aの内容を詳しくお知りになりたい方は、お問い合わせページより事務局までご連絡ください。

参加者の皆様からお寄せいただいた開催後のアンケートでは、「非常にわかりやすく解説して頂き有意義だった。内容的には1日かけたり複数回に分けてもよいセミナーだと感じた」「産廃管理の必要性だけでなく、Q&Aを通じて排出者が抱える課題を交えながら説明されている点が分かりやすく、理解が深まった」といったご意見を頂戴しました。

 

今年度2回開催した「ゼロエミッション研究会 セミナー」ですが、来年度はより様々なテーマを取り上げ、5月から毎月の開催を予定しております。今後はさらに参加型の会にしていきたいと考えております。詳細が決まり次第ホームページなどでご案内してまいりますので、ぜひご参加ください。

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