11月15日「ゼロエミッション研究会 ファーストセミナー」を開催

去る11月15日(火)午後3時から、市ヶ谷駅前の「TKP市ヶ谷カンファレンスセンター」にて、『ゼロエミッション研究会 ファーストセミナー』を開催致しました。

私たちは、排出事業者が主体となって廃棄物に関する課題に取組み、適正処理や発生抑制、再資源化の推進に取組み、廃棄物に関する新たな社会システムを構築することは、排出者としての社会的責任を果たすことだけでなく、持続可能な資源循環型社会の実現に向けて大きな役割を果たすと考えています。

そこでこのたび「ゼロエミッション研究会」を立上げ、排出事業者主体による新たな廃棄物管理・資源循環システムの実現に向け、関係者にも幅広く参加を呼びかけながら、 『廃棄物に関する課題解決』を目指し取組んで参ることといたしました。今回はその発足記念セミナーとして開催したものです。

当日は食品関連事業者の環境部門・総務部門ご担当者を中心に、多くのご参加を頂きました。

 

当財団の資源循環事業担当理事の恩田からの開会挨拶の後、まずは基調講演として、『食品廃棄物等の不適正な転売の防止の取組強化のためのガイドラインについて』というテーマにて、環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部企画課リサイクル推進室室長補佐の小林豪氏にご講演をいただきました。

講演では、2016年初に発覚した食品廃棄物転売事案の経緯と、それを受けた食品リサイクル法の下での対応状況を振り返り、再発防止に関する環境省として検討している対策と、中央環境審議会からの答申について解説して頂きました。

また、年明けの公表に向けて準備が進められている「食品リサイクル法に基づく食品廃棄物等の不適切な転売防止の取組強化のための食品関連事業者向けガイドライン(案)」 について、いち早くその内容を紹介・解説して頂きました。

この講演を受け、ご参加の方からは「環境省、農水省としても今回の事案を深刻に受け止め、対策を検討していることが理解できた」「排出事業者責任がより強く要求されることになると感じた」「食品廃棄物の転売防止には事業者間の信頼関係が不可欠であり、ガイドラインにその点が強調されているのが印象的だった」といったご感想を頂きました。

 

dscn1784第2部では、『食品リサイクル・廃棄物処理の課題にどう向き合うか~廃棄物不正転売事件を受けて~』というテーマで、コーディネーターには廃棄物管理コンサルタントの志岐秀明氏(株式会社ガイアドリーム代表取締役)を、トークゲストとして食品製造業から蓼沼直規氏(山崎製パン株式会社)、食品小売業から百瀬則子氏(ユニー株式会社)、外食産業から安藤吉信氏(株式会社松屋フーズ)を招き、環境省の小林氏にも引き続き登壇頂き、トークセッションを行いました。

dscn1789セッションでは、各企業の環境やCSRに関する取組紹介ののち、食品リサイクル推進における課題、廃プラスチック類(容器包装等)の資源化における課題、廃棄物管理・リスクマネジメントにおける課題など、排出事業者として避けて通れない廃棄物やリサイクルに関する課題についてどう認識し、どのように取組んでいるかについての発表や意見交換がなされました。

今回ご登壇頂いた3社とも、高い次元で食品リサイクルをはじめとする資源循環の取組を推進しておられ、それぞれのテーマにおいて興味深い意見交換が展開され、予定していた90分では収まらず、急きょ15分ほど延長させて頂くほどの盛り上がりとなりました。

 

約2時間15分のセミナーを終え、受講された皆様からは「もう少し時間が欲しかった」「各社の取組について生の声で聴けたのがとても貴重だった」といったご感想を頂戴することができました。ご登壇頂いた皆様、ご参加の皆様、誠にありがとうございました。

第2回の研究会は来年2月を予定しております。今後はさらに参加型の会にしてまいりたいと考えておりますので、ぜひご参加をご検討ください。

 

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