第11回食品リサイクルサロン(四谷カフェVol.9 )を開催!

去る10月31日(木)、今年度4回目となる食品リサイクルサロンを四ツ谷駅前の主婦連合会会議室にて開催いたしました。

今回は「食品リサイクルにおける行政の役割を考える~推進力としての行政の関わり方~」と題し、講師に農林水産省食料産業局バイオマス資源循環課食品産業環境対策室食品リサイクル推進係長の村中大輝氏を迎え、25名のご参加を得て行われました。

業種別実施率において食品リサイクルが思うように進んでいない現状もありますが、それと同様に大きな問題となっているのが、本来食べられるのに廃棄されているもの、すなわち「食品ロス」です。今年6月に農水省食料産業局が発表した資料によると、年間で排出される食品廃棄物1713万トンのうち500~800万トンはこの「食品ロス」で、その半分は一般家庭から排出されているという推計になっています。サロンの冒頭で講師はこの現状に触れ、商習慣(3分の1ルール)の見直しが進められていることや、講師のご家庭での賞味期限にまつわる逸話など例に挙げ、参加者に対し消費者の立場としての食品ロス削減へ向けた個々の取り組みを熱く要請されておりました。

またこれに関連して、農水省が中心となって展開する「食品ロス削減国民運動」のロゴマークが決定し、その愛称を募集していることが紹介されました。

本題の食品リサイクルに対する行政の関わり方については、今年7月にまとめられた「今後の食品リサイクル制度の在り方に関する論点整理」の資料をもとに、関係省庁間や自治体との調整や連携が重要であることと、法整備だけでなく予算や運用の工夫によって推進できる取り組みを着実に進めていくことが重要であるという2点がポイントとして挙げられました。

休憩時間には、神奈川県伊勢原市の養豚場からのエコフィード豚肉(ハーブポーク)を使った茹で豚と、財団だより最新号でご紹介した埼玉県小川町の循環型農場「霜里農場」で生産された有機野菜を使った料理を参加者にご試食いただきました。

ブレイク後の質疑応答では、普段なかなか直接対話することのない行政担当者との対話の機会ということもあり、白熱した議論が展開されましたが、食品廃棄物等の2R(発生抑制と再生利用)は国民的課題であるという認識を改めて共有できた有意義な2時間となりました。

次回は12月19日(木)14時から、今回同様に四ツ谷駅前の主婦連合会会議室での開催を予定しております。引き続き、皆様方のご参加をお待ちしております。

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