第8回食品リサイクルサロン(四谷カフェVol.7 )を開催

梅雨明けから猛暑が続く厳しい気候の中、平成25年度の初めての食リサロンが去る6月27日午後2時から四ツ谷駅前の主婦連合会会議室で開催され、約20名の参加者がございました。

 

ご存知のように、食品関連の廃棄物処理技術は、焼却から始まって、時代と共に、堆肥化、飼料化などへの展開を経て、最近ではメタン発酵ガス化発電へと進歩を遂げて来ています。この背景には、東北大震災による東電の福島原発事故を契機とした、再生可能エネルギーによる電力の買取り制度(FIT 制度)が昨年7月からスタートしていることがあります。 この方法は堆肥化や肥料化と違って、厳密な意味でのリサイクルとはなりえませんが、食品廃棄物の処理には極めて有効な手段のひとつであり、それから排出される“液肥”の処理を考慮しますと、堆肥化、飼料化と同様に、農業との深い関わりを否定できません。食料自給率も高い農業国であり、FIT 制度の先達でもある英国、仏国での堆肥化リサイクルやメタン発酵ガス化発電の事例をつぶさに視察された持続性社会研究所 & 農事組合法人百姓倶楽部総務の石濱 寛徳氏を講師に迎え、欧州の現状を交えながら、日本における同事業の今後を語って戴きました。

 

ご講演の主旨は、『食品残渣を利用するので、石油などと違って調達は安定的で国内だけで済むこと、技術的にも簡単にガスを得られること、FIT制度を利用して電力会社に売電すれば新たな収入源を獲得できること、牛や豚の糞尿も活用できること、ガス化発電後に生ずる廃液も肥料として利用できることなどが単独或いは輻輳的に効果を産んで農業や地域の活性化に貢献できること、従ってこのメタン発酵ガス化発電の利用が広まるよう継続的に政府に要請して行く方針であること』等でございました。

 

講座のコーヒーブレイク時には、定番のコーヒーのほか、食品リサイクルループによる国産大豆を100%使い、山梨の清水で作られた“十割豆腐”と“十割豆乳”を色々な味付けで味わって戴きました。

次回の“四谷カフェ”は8月29日14:00から、今回同様に、主婦連合会本部会議室をお借りして開催する予定です。8月初旬にはご案内を致しますので、引続き、皆様方のご参加をお待ち申し上げております。

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